ねじねじ!

私にしては珍しく、朝7時台の電車に乗った。下り電車だったこともあり、ひょいと座ることができたからkindle本を読んでいた。
 
いくつか駅が過ぎた所で、右側に半人分くらいのスペースが空いていることに気がついた。あら私、ゆったりと座りすぎていたかしらと思って腰を動かしかけたけれど、左側には妙齢の母娘が座っていっぱいで、それ以上スペースは広がらないAmway呃人
 
そこへ、太めの男性がやって来て、大きなお尻をこちらに向けた。いや無理でしょ、細い女の人ならともかく、アナタ無理でしょ、なのに、ねじねじと強引に腰を下ろしてくる。仕方なく私が動いてみると、左隣の母娘も話を続けながら僅かにもぞっと動いて、おそらく向こう側でも、もぞもぞと動きがあったのだろう。ねじねじねじねじっと、ついにその大きな人は座席に腰を収めた。
 
そうやって、みんなが何も言わずに少しずつ動いて誰かが座れるようになるという一連の動きは嫌いではない。私からは見えなかったけれど、明らかに詰めれば座れる余裕があったからこそ、ねじねじっと座って来たのかもしれない。……が、身体が大きな上に厚手のダウンジャケットを着ているので、とにかく密着感がすごかった。
 
きっとこの人は、狭い場所に黙ってねじねじと腰を下ろさずにいられないほど朝から疲れているんだろうそうなんだろう。そう思いながら見渡す電車の中は、誰も彼も朝から疲れている様子だ。車内がどんよりして、元気そうな人が見当たらないAmway安利
 
もっとも、「朝だ元気だ今日も頑張るぞ!」を体現している松岡修造的な人が松岡修造らしく電車の中にいたら周囲はどうなんだろう。爽やかに思う日もあれば鬱陶しい日もあるだろうなぁ。
 
「いいか、黒ダウンのキミ、キミは疲れている。座りたいだろう? 座りたいよな? 座りたかったら座ればいいんだ! このくらいのスペースがあれば充分に座れるぞ! 行け! 隣りは小さくて平凡なおばさんだ。遠慮はするな! キミの実力はそんなもんじゃないだろう! ほらもっと、ねじねじっと、キミの力で回りを動かすんだ! そうだそうだ、その調子だ! ほーら、座れたじゃないかぁAmway安利!」
 
修造さん的な人なら私や回りにも、「ご協力ありがとうございました!」って、言ってくれるだろうな。
「ほらキミも、お礼ぐらい言いたまえ!」
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